カタログを取り寄せて気になるタイルを選んだら、シュミレーションをしてみましょう。
それぞれの場所に適したタイルを選ぶ
タイルとひとことで言っても、色々な場所にそれぞれ適したものが使われています。
・玄関ポーチの土間の外用フロアタイル
・キッチンの壁面のタイル
・洗面所の壁面タイル
・勝手口の土間部分の外用フロアタイル
・薪ストーブの壁面の養生タイル
今回は、我が家のリビングの顔となるキッチンのタイルを紹介します。
キッチンのタイルを決定
前々回の記事で、スタバにインスピレーションを受けた事をお話しました。
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最初は無難に白系のタイルにしようと思っていたけど…
3冊のカタログ全てに目を通して、理想の緑色をピックアップ。
それをチチローに見せて一番理想に近いものを選びました。
それがこちら。
名古屋モザイク工業のこの細長タイルが一番理想に近い色でした。
↑こちらは私たちが選んだものより少し薄い色のタイルの使用見本です。
似た色なので仕上がりイメージは近いのかもしれません。
でもやり直しがきかない選択なので、一か八かは避けたいところです。
タイルが合うかイメージできない
色でタイルを決めると、こんな疑問が浮かんできました。
うちのキッチンに本当に合うかな?
簡単に言ってくれるけどめっちゃ忙しいのわかってる?
でもちゃんと検証しないと。やり直しはきかないから。
…物凄く忙しくて大変だけど…!
ちなみにこの時、産後2か月で他に決める事も多く仕事も立て込んでいました…💦
目地材を調べる。
チチローからの無茶ぶりに応えるべく、またエクセルで作業をすることにしました。
タイルをただ並べてるだけでもイメージは湧きます。
さらに目地材の色もシュミレーションができれば、タイル選びが一か八かではなくなります。
目地材とは?
目地(めじ)はタイル同士の隙間。目地材はその隙間に充填される建築材料の事です。
タイルを選ぶときは目地材の色も指定できます。
タイルには使用見本などがあります。
イメージが合えばそれを持ち出して「これと同じ目地材で」と指定するのが簡単ですよね。
とことんこだわりたいけど、たまにはプロに任せたい…
…で、できます…。
名古屋モザイクの目地材
目地の色はタイルの邪魔をしない無難で優しい色合いのものが多いです。
↑こちらはINAXのタイル目地材の色見本です。
そしてこちらが名古屋モザイクの目地材。
なんと12種類!バリエーション豊かすぎです!
好みのタイルに合わせるのは素人には難しい…💦
エクセルでタイルを貼ったイメージをシュミレーション
間取りに引き続き、またエクセルでがんばりました。
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今回はエクセルでキッチンのイメージを作る手順を紹介します。
①キッチンの壁面のサイズを調べて枠を作る。
まずはキッチン壁面の実際のサイズの10分の1の枠を作成。
我が家の場合は縦2400㎜横4400㎜ぐらいです。
エクセルに四角の図形を挿入して画像サイズを高さ24㎝横44㎝に設定します。
②webカタログで選んだタイルをスクリーンショットしてそれをトリミングしてエクセルに挿入。
WEBカタログに載っているものが一番色がはっきりしていて分かり易いです。
なるべく「フォト」等でトリミングしてからエクセルに挿入しましょう。
③タイルを実寸の大きさを100分の1に設定して並べる。
タイルの実寸は縦が15㎜幅が145㎜です。
なのでエクセルでのサイズ設定は高さ0.15㎝幅1.45㎝に設定。
タイルをコピー&ペーストを繰り返して枠に並べる。
グループ化もしつつ、1列できたらそれを丸ごと横にコピーして足していけば早くできます。
我が家は冷蔵庫部分とキッチンのカウンター部分にタイルを貼りません。
なので左側と下は少し空けています。
④キッチンカウンターと冷蔵庫など、タイル壁面へ置くものを貼り付ける。
実際に家電やキッチンと合わせるとイメージがより具体的になります。
こちらも、それぞれなるべく実寸の10分の1にすればイメージがよりリアルに!
キッチンはIKEAで見積りしてもらったものに添付されていたイラストを使っています。
⑤枠をコピーして目地材の色に近い色を作成。
ここで最初に作成した枠をコピーして目地材の色を作ります。
これを試してみたい色の分だけ作成します。
↑画像では「ときいろ」を作成してみました。
⑥元の枠を消して、作成した目地材の色の枠を「最背面」に設定して図に重ねる。
いよいよシュミレーションです。
まずは私の中で第一候補だった「すずいろ」を重ねてみます。
拡大したものがこちら。
もう少し濃い色の方がいいかな?
一番黒に近い、第二候補の「すみいろ」を重ねてみます。
拡大図がこちら。
タイルが細いと明るい色の目地材だと目がチカチカするのかもね~
「すずいろ」の目地材の方がコントラストがはっきりしています。
それがオシャレに感じてシュミレーション前は「すずいろ」推しでした。
スタバの落ち着いた雰囲気の緑をイメージしていたので、目地材は「すみいろ」に決定。
もうこれは好みの問題なので、感じ方は人によって違ってきます。
実際にシュミレーションをしてみて家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。
もっと楽にシュミレーションできるソフトはたくさんあると思います。
私はエクセル大好きなので、ソフトを調べるより使い慣れたエクセルで今回も挑戦してみました。
今回選んだタイルが細いタイプだったので余計にそう感じます(笑)
もっと1枚の面積が大きいタイルなら楽かもしれません。
じっくり考える時間がある方、ぜひやってみて下さい♪
ちなみに、チチローの指示を受けた私は…
12色分の目地材の色を作成してシュミレーションしました…
ですよね。でも「ときいろ」は無いってわかってたよね…。